■RFID+サイネージ ⇒ タッチ不要の多言語対応サイネージ
2019年6月に展示会で初めてお披露目されました「おもてなしサイネージ」が、いよいよ発売になります。
「デジタルサイネージジャパン2019」と「レジャー産業展」に出展した際はご来場の方々のなかには、驚きと事業の進展に期待をされる方が多くおられました。
「おもてなしサイネージ®」の特徴
▮特徴1 画面のタッチ操作不要で言語を自動切替え
鍵にRFIDタグが付き、サイネージ側のアンテナで言語登録を読み取り、サイネージに近づ
くだけで、宿泊者の選択した言語に瞬時に切替
▮特徴2 時間(時限情報)と、場所情報(道案内)が含まれます
同じく本システムには、時限情報(単位:分)と、道案内用のエリア情報が入り、
案内表示が可能
今までに無い館内サービスの提供が可能になります。
フロントで受け取る鍵(カード、従来の鍵含む)にRFIDタグが装備されると、館内案内の表示が、利用者が選択した言語に自動で切替ります。操作は、フロントで貸与前に非接触で言語登録するだけです。※右の図をクリックすると拡大されます。
「デジタルサイネージJAPAN2019」で初公開され好評をえました
●2019年10月 天気予報を追加しバージョンアップを実施!
海外に行った際に天気予報でお悩みになるという声も多く、おもてなしサイネージに天気予報を表示する機能を追加しました。
機能 2
館内案内
⇗ タイ語の変換事例
⇗ 英語の変換事例
⇗ 中国語の変換事例
⇗ アラビア語の変換事例
自分の部屋と行先が分かるので館内で迷うことはありません
「おもてなしサイネージ」とは、
ホテルや旅館などの宿泊施設や、博物館や美術館、イベント会場などで、鍵やチケットにRFID(※1)のタグを備えることで、予めタグに設定した使用言語情報によって、おもてなしサイネージに近づくだけで画面の言語が自動で切替る仕組みです。
タグにはアドレス情報も記録されているため道案内にも対応可能。
今後連携が進めば、新たなサービスも可能になります。
仕組みをご理解いただきご活用のご検討をお勧め致します。
※1 RFID(Radio Frequency Idenfication、の略称)とは、識別番号などを記録した微細なICチップを
タグに埋め込んで物品に添付し、外部と無線通信することにより、個体識別、や所在管理、移動追跡
などを行う仕組み。 (IT用語辞典より引用、http://e-words.jp/w/RFID.html)
■概要図1
※言語数は、2020年1月現在の採用数です。
■ホテルの例 お客様がフロントで受取るホテルの鍵
■概要図2 システム構成
■展示会での光景 左の日本語表記が、鍵が近づくと中国語表記に自動で切替り ※鍵の言語選択が中国語の事例
※図をクリックすると拡大されます。
▮商品化への道のり(開発の裏話)
弊社が扱おうとしているRFID(UHF)のお値段は、日本製は、高額です。国内での開発用に、技適と言われる総務省の電波
製品の認可試験を適合となった機器で行っておりますが、1台セットを購入すると驚きの値段なのです。
なんと、アンテナ15万円、リーダ・ライタが25万円とまさに高額!とても一般的なシステムへの利用は出来ませんよね。
この高い値段なのは、製品機能に求める内容が、物流等での利用が多かった為、日本だけ桁外れな要求で、どうしても民生
用の安価な物への展開が遅れているためです。弊社は既に世界の20ヶ国向けに輸出を行っている会社(中国・深セン)と商
品開発を進めております。